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新常識?!豆乳を飲んでも意味ない人は約5割
食べ物でお肌の悩みを改善し、美肌に導くための新常識。
昨日上げた記事で、
「ターンオーバー を正常化させるために食事が大切」と書きましたが、

今日はそれをさらに深掘りしていきたいと思います。
新常識?!豆乳を飲んでも意味ない人は約5割
この間、大学病院で働く内分泌内科のドクターと会食している際にでたトピックが、
「豆乳を飲んでも意味ない人は約5割」
というもの。

「豆乳は女性の味方!」という感じがしますが、はて、これは一体、、
と、前のめりになってその理由をドクターに聞きました。ジンギスカンを食べながら。
腸がめちゃくちゃ大事
肌荒れもそうですが、健康に生活する上で、
「腸」は超大事だそうです。(またダジャレ事故、、、)
「腸内美人は素肌美人」なんて言いますしね。

お肌や髪の毛を作る栄養素を取り入れているのはまさしく「腸」で、
約1000種類の細菌が棲みついて、栄養素を供給しています。
定住する細菌は幼き頃に決まってしまう
どんな腸内細菌があなたの腸に棲みつくかは、幼少の頃に決まってしまうそうなのです。
賃貸で別の腸から移り住んで、2年で更新だからまた別の腸へ引っ越します。なんてことは起こらないのですね。
大豆イソフラボンは女性の味方?
「大豆イソフラボン」というワードを聞いたことがない、という女性は少なかろうと思います。
大豆製品に含まれる栄養素で、
「女性ホルモンにとっても良いんでしょ」と認知されていると思います。

しかしながら、この「大豆イソフラボン」は、
ある腸内細菌が定住していないと、
活躍することなく、
体外へ排出されてしまいます。
これが今回のタイトル、
「豆乳を飲んでも意味ない人は約5割」
に繋がってきます。
そもそも、
「大豆イソフラボン」が女性ホルモンに良い、というよりは、
「大豆イソフラボン」から腸内細菌によって生成される、
「エクオール」
という物質が、
女性ホルモンに似た働きをする、ということらしいのです。
で、
大豆イソフラボンをエクオールに分解するには、
「エクオール産出菌」という腸内細菌が定住していないといけません。
この、「エクオール産出菌」
が腸に定住している人は、
日本人に約5割
なんだそうです。
つまり、
半分の方は、豆乳を飲み、豆腐や納豆を食べ、
摂取した大豆イソフラボンがエクオールとなり、
お肌の栄養になったり、月経周期を整えたりするのですが、
もう半分の方は、
大豆イソフラボンは大豆イソフラボンのまま、
お役目を終えることになる、ということです。
「エクオール」が作れる菌があるか、検査できるらしい
まず自分が「エクオール」を作れるか、
知る必要がありますね。
病院に行かなくても、キットを自宅に送ってもらって、
簡単に調べることができるそうです。

ぜひ気になる方は調べてみて下さい。
「エクオール」は、サプリメントで摂取できる
最近では、「エクオール」をサプリメントで摂取できるそうです。

大豆製品で摂取が難しい場合は、
サプリメントという選択肢もありですね。
いかがでしたでしょうか?
ただ闇雲に「あれ飲めー」「これ食べろー」というのでなく、
自分に必要なもの、つまりは自分に足りないものを、
エビデンスに基づいて、取り入れたいものですね。
筆者 I Live in TOKYO 代表 新田 将行

美容師歴17年 メイクアップアーティスト歴10年 写真家歴8年
美容室のお客様から、「スキンケアが高くて、、」というお悩みをたくさん聞く中で、「広告費などをかけなければ、素晴らしいスキンケアがつくれるはず!」と、構想から販売まで約4年半かけてI Live in TOKYOを完成させました。
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