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2019.05.15

新常識?!豆乳を飲んでも意味ない人は約5割

食べ物でお肌の悩みを改善し、美肌に導くための新常識。

昨日上げた記事で、

「ターンオーバー を正常化させるために食事が大切」と書きましたが、

今日はそれをさらに深掘りしていきたいと思います。

新常識?!豆乳を飲んでも意味ない人は約5割

この間、大学病院で働く内分泌内科のドクターと会食している際にでたトピックが、

「豆乳を飲んでも意味ない人は約5割」

というもの。

「豆乳は女性の味方!」という感じがしますが、はて、これは一体、、

と、前のめりになってその理由をドクターに聞きました。ジンギスカンを食べながら。

腸がめちゃくちゃ大事

肌荒れもそうですが、健康に生活する上で、

「腸」は超大事だそうです。(またダジャレ事故、、、)

「腸内美人は素肌美人」なんて言いますしね。

お肌や髪の毛を作る栄養素を取り入れているのはまさしく「腸」で、

約1000種類の細菌が棲みついて、栄養素を供給しています。

定住する細菌は幼き頃に決まってしまう

どんな腸内細菌があなたの腸に棲みつくかは、幼少の頃に決まってしまうそうなのです。

賃貸で別の腸から移り住んで、2年で更新だからまた別の腸へ引っ越します。なんてことは起こらないのですね。

大豆イソフラボンは女性の味方?

「大豆イソフラボン」というワードを聞いたことがない、という女性は少なかろうと思います。

大豆製品に含まれる栄養素で、

「女性ホルモンにとっても良いんでしょ」と認知されていると思います。

しかしながら、この「大豆イソフラボン」は、

ある腸内細菌が定住していないと、

活躍することなく、

体外へ排出されてしまいます。

これが今回のタイトル、

「豆乳を飲んでも意味ない人は約5割」

に繋がってきます。

そもそも、

「大豆イソフラボン」が女性ホルモンに良い、というよりは、

「大豆イソフラボン」から腸内細菌によって生成される、

「エクオール」

という物質が、

女性ホルモンに似た働きをする、ということらしいのです。

で、

大豆イソフラボンをエクオールに分解するには、

「エクオール産出菌」という腸内細菌が定住していないといけません。

この、「エクオール産出菌」

が腸に定住している人は、

日本人に約5割

なんだそうです。

つまり、

半分の方は、豆乳を飲み、豆腐や納豆を食べ、

摂取した大豆イソフラボンがエクオールとなり、

お肌の栄養になったり、月経周期を整えたりするのですが、

もう半分の方は、

大豆イソフラボンは大豆イソフラボンのまま、

お役目を終えることになる、ということです。

「エクオール」が作れる菌があるか、検査できるらしい

まず自分が「エクオール」を作れるか、

知る必要がありますね。

病院に行かなくても、キットを自宅に送ってもらって、

簡単に調べることができるそうです。

ぜひ気になる方は調べてみて下さい。

「エクオール」は、サプリメントで摂取できる

最近では、「エクオール」をサプリメントで摂取できるそうです。

大豆製品で摂取が難しい場合は、

サプリメントという選択肢もありですね。

いかがでしたでしょうか?

ただ闇雲に「あれ飲めー」「これ食べろー」というのでなく、

自分に必要なもの、つまりは自分に足りないものを、

エビデンスに基づいて、取り入れたいものですね。

筆者 I Live in TOKYO 代表 新田 将行

美容師歴17年 メイクアップアーティスト歴10年 写真家歴8年

美容室のお客様から、「スキンケアが高くて、、」というお悩みをたくさん聞く中で、「広告費などをかけなければ、素晴らしいスキンケアがつくれるはず!」と、構想から販売まで約4年半かけてI Live in TOKYOを完成させました。

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